本日、朝から一匹発見。

まだこちらには気づかず悠々と歩いております。

邪魔な芽は摘み取る。

害虫退治はお早めに、ってなことで

ターゲットロックオン…!!

 

 

 

ガゴズッ!!

 

 

☆規律☆

〜氷帝学園風紀委員Ver〜

 

 

 

「〜〜〜〜〜!!!!!!何すんねん!!」

 

クリーンヒット☆

私は武器(古語辞書・水平にアタックさせてみました。)を片手に仁王立ち。

 

「忍足侑士!この風紀委員長さまの前で堂々と校則違反とはね!!

 喧嘩売ってんでしょ!」

「売ってへんわ!大体そんなもんで頭殴んなや!!」

「そんなもんって、古典辞書を馬鹿にする気か!!」

「あほ、そういう問題とちゃうやろ。それに、俺のどこが校則違反やいうん?」

「そのよ!!」

「はあ?」

 

まったく、これだから男子テニス部は…。

仕方ないわね、風紀委員必須アイテムその一!

生徒手帳!!

 

「氷帝学園校則第2条の8!『頭髪が肩につくものは髪を縛ること』って!!」

「それは女だけやろ!」

「どこにそんな表記がしてありますかっての!男女差別はしないの!宍戸亮だって指導

 して髪結ばせてたんだから!」

 

そうね…あれは確か後ろからスライディングキックでなぎ倒して指導した覚えが。

風紀委員として初の功績ね。

 

「(あれ、指導されたんや…。)まあ、の言いたい事は分かったわ。せやけど、俺髪

 留めなんか持ってへんし。」

「はい。」

「常に所持しとんかい…。」

 

ふー…まったくもう、うちの男子テニス部はどうなってるんだか。

こいつらのせいで氷帝のイメージが崩れるわ!!

 

「侑士〜!通信対戦しようぜっ!」

「あー、ええよ。」

 

と、言う二人の手にはゲームボーイアドバンス。

 

風紀委員的指導〜〜〜〜〜〜っ!!!

 

氷帝学園、風紀委員会。

氷帝学園の秩序や品格、風紀、規律を守るための、生徒課直属の精鋭部隊

というわけで、私達の風紀に関する指導においては、先生達の強力なバックがあるわけ。

なので私達の指導についてはほとんどのことを容認。

だから、のびのびと害虫…そう、にっくき氷帝学園男子テニス部を駆除できるわけ!

ふふふ…ぜーったいあいつらを模範生ぐらいになるまで指導してやるんだから!!

 

 

「今日も炸裂してたね、蹴りが。」

、あんたねえ…。見てたなら手伝いなさいよ!」

 

同じ風紀委員のくせにこのやる気のなさ!だから氷帝は腐ってゆくのよ!!

 

「嫌よぉ。乙女なちゃんはそんなこと出来ませんわ。」

「なーにが乙女よ。大体、風紀委員たるものねぇ、朝からの労を厭う様じゃダメなのよ!

 プラス、どんなに相手の顔が自分の好みでもがつんと当たっていける強さを持ちなさい、

 オッケー?」

は『がつん』が直接的すぎるわよ。」

「とーにーかーくーだっ!が男子テニス部員を好むのはいいけどっ、風紀委員として

 の仕事はこなしてよね!!」

 

はーっ。もうっ。

大体…あんな校則破りな集団のどこがいいって言うの??

 

 

 

 

 

 

 

、部活はー?」

 

「ごめん、今日風紀委員の巡回なんだー。先いってて。」

「分かったー。」

 

部活の友人にそう告げてから、嫌がるを引きつれて巡回に向かった。

 

「ぶー。もう帰るー。」

「うるさい帰宅部。1日くらいいいでしょ。」

「やだー。」

「…最初に男子テニス部に寄るけど?」

「行く。」

 

何つー変わり身の早さだこの子は…っ。

何はともあれ、テニス部の駆除(撲滅?)に向かったわけだが…。

 

「うわ、何これっ!ウザッ!!」

 

テニスコートの周りに群がるテニス部員。飴に群がる蟻の様だわ…。

 

「ウザッ、て。これいつもの光景だよ?」

「とりあえず、諸悪の根源ひっ捕まえに行くわ。」

「え、ちょちょっ、!?」

 

蟻ども(失礼)を掻き分けて、コートへと入る。

 

「跡部!」

「あん?」

 

相変わらず態度でかいわねー。腹立つ〜〜〜。

 

「校則違反!!!!!」

「…校則違反だぁ?俺様のどこがいけないってんだ?」

「その外はね!!!」

 

パーマネントは禁止なのよ、わが校は!!なのにその外はね!!私に喧嘩売ってンの!?

 

「俺様に指図するとはいい度胸だな。あ〜ん?」(エロい)

「あんたこそ、私に逆らうなんていい度胸じゃない?」(偉い)

 

冷やかな風が吹きすさぶ真夏のテニスコート。

 

「ちょ、跡部さん、先輩…。」

 

 

スパーン!!!

 

「いたた…なんでハリセンなんか持ってるんですか!?」

「どこから出した、そんなもん。」

「懐辺りからよ。」

 

いや、風紀委員長の必須アイテムだし。

 

「というか、何で俺まで叩かれなくっちゃならないんですか!?」

「鳳…貴様、無自覚とは私に喧嘩を売ってるのかね?」

「え?そんなつもりはないですよ。」

「…これは何よ!」

 

鳳の首に下がっていたアクセをぐんっと引っ張る。

 

「くっ、食い込んで痛いですよ、先輩!!」

「はずそうね、長太郎君?」(にっこり)

「はっ、はい…。」(こ、怖い…。)

 

ふう、今日は大漁だわ。巡回はやっぱり必要ね、うん。

 

「なぁ岳人、風紀委員って生徒課の管轄やんなあ?」

「あー、そうだったはずだぜ。」

「…生徒課の先生って、誰がおったっけ。」

「さあ?」

 

「そこにいるのはか。」

「監督。」「榊先生。」

 

「「…。」」

 

榊先生は男子テニス部員の監督である音楽教師。で、生徒課の先生でもある。

 

「風紀委員の見まわりか。」

「はい、そーです。」

「そうか、ご苦労。行って良し。」

そーはいきませんっ!!

「「「「「「「「「「「「「!?!?」」」」」」」」」」」」」

「日々思ってたんですけど今まで機会がなくて言えなかったんですけどね、

 榊先生は生徒課の先生であるにもかかわらず服装が華美過ぎます!!

 むしろ目に痛いです!!

 ついで言うと髪もよろしくありません

 整髪料で固めるのはいけないんですっ!!」

 

のやつ…強者やな。」

「ああ…。誰もみんな思ってて言えなかったことをさらっと…。」

「宍戸さん…どうしましょう。」

「知るかよ。」

「…樺地、ここは関わらなくていいぞ。」

「…ウス。」

「やるねぇ…。」

「…。(先に下剋上された…!)」

 

「っ、待て、。」

待ちませんっ!

 風紀委員的超絶指導を

 お見舞いさせていただきますっ!!!

 

 

 

 

 

「残酷やな、…。」

「何がよ?」

「あそこまで普通の教師っぽくした榊を見るのは史上初だぜ。」

「ホントよ、。あそこまで徹底的にやることはなかったんじゃないの?」

「何言ってんの!やるなら徹底的よ!」

 

榊先生の今のスタイルを解説するとだ。

 

黒く白髪染めをし、整髪料を使わずナチュラル七三分け

スカーフは取り外し、ネクタイは紺、スーツはグレーを選択。

 

よしっ、これでこそよ!模範的な先生の出来あがりね!

 

「宍戸さん?口、開いてますよ??」

「樺地。」

「ウス。」

「記念写真を取ってやれ。」

「……ウス。」

「やるねぇ…。」

「…。(先輩を下剋上の目標にしなくては…。)」

 

「さーて、次の巡回行くよぉっ!!」

 

 

 

こうして、氷帝学園風紀委員長は今日も元気に指導しています…☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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後足掻き

大人気だった「☆規律☆」の氷帝学園Verです。今回は全編ギャグですね。

つか、榊をオチに使う辺り、どうなんでしょう。いいんでしょうか。でも…気になる。

七三にした榊。スカーフを取り、グレーのスーツに身を包んだ榊。誰か絵を書いて

ください。(無理)今回は夢で見てないのでほんとに思いつき。苦情大覚悟です。はい。

つか、一周年&2万HITのFree配布がこれってどうなのよ…。

 2003・6・27 月堂 亜泉 捧

 

 

 

 

 

 

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