今日も今日とてやってきた〜(来た!)←コーラス

正義の味方がやってきた〜(来た!)

風紀を乱す悪者は〜(キャー!)

何があっても許さない〜(素敵!)

(行け!必殺!)風紀委員的超絶指導ぉぅ!※←は水木○郎風に

六角〜中学校〜風紀委員〜(シャバダバ〜)

 

作詞・ 風紀委員の歌。

作曲者求む。

 

ってわけで今日も風紀を正して行こう。

 

 

 

 

 

 

 

☆規律☆

〜六角中バージョン〜

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後…。

それは生徒たちが授業という窮屈さから抜けだし、

ついでに色々な規範意識も薄くなりがちな時間帯。

 

そう、そんな時間だからこそ…

 

 

天っ誅ー!!!

 

 

スッパァーンッ!!!

 

 

 

「ぎゃあっ!!!」

 

本日一人目の捕獲者は、男子テニス部一年生部長、葵剣太郎。

何ともハリセンがいい音立てるナイスフォルムな頭部だわ…。

 

きっとスローモーションで見たら頭に添ってハリセンが入っている姿が

ばっちりきっちりお目にかかれたはず。

 

「い、いまのはハリセンの破壊力とは思えないです…。」

「何おぅ!?ハリセンをナメんな!手首のスナップによって絡みつくような

 破壊力を生み出す!!これぞ最強武器!」

、ハリセンは武器ではなくツッコミ用品だ。」

 

さり気なく茶々を入れてくるのは同じく風紀委員副委員長の

 

「私にとっては武器なのよ!もう、とにかくっ!」

 

私はハリセンのきっ先を葵に向け、しっかりと指導に入る。

 

そのバケツを手に何処へ行く気だ貴様―――!!!

 

当然ながら、部活動時間中も学校の監視下に置かれなければならないわけですよ。

それなのに、テニス部はちょくちょく海へ出かけているという…。

 

「まぁ確かに?学校が終わってから海に出かけるのは私もした事あるからよしとしよう…。

 しかし!部活中に海に行くとはどうゆう了見だー!!」

 

一年生とはいえ部長は部長。

しっっっかりと指導しないとね!

 

「…?」

「何よ、。」

「何か、ハリセン痕が凄かった。」

「だから、それが威力なのよ。」

「…それ論点ずれてるぞ?」

 

何かと文句の多いを放っておいて、私は男子テニス部のコートへ向かう。

 

本日の標的はもう男子テニス部と決定しているのだからね!

 

 

 

「5…4…3…2…1…(←サンダー○ード風で)…発進っ!!!

 

バシビシベシッ!!!

 

「痛ぁっ!?なっ、なっ!!?」

 

 

いやあ、綺麗に飛びましたねぇ…落花生

パチンコで弾き飛ばしても殻があるから剥いて食べられるし…。うーん、素敵。

 

「T県名物をそこまでぞんざいに扱った人間はお前しか居ないと思うぞ。」

「石だと殺っちゃいかねないからよ!苦渋の選択なの!」

 

そう、落花生が当たって死んだという人間は聞いた事がないからね。

さて。

落花生を当てて引き止めた人間は佐伯虎次郎。

 

「ふっ、ふっ、ふ…。佐伯、アンタは幾度も幾度も注意しても直らないわね…。

 その!!染め直してきやがれコンチクショウ!!」

「(コンチクショウ?)いや、だからこの髪は…。」

問答無用!海風で色素が抜けたとかいう言い訳は聞き飽きたのよ!!」

「いや、地毛だという発想はないのか、。」

 

またが茶々を入れ始めた。

ああもうやかましいこと。口に落花生詰めてしまおうかしら。

 

否。

 

「サエさん、また風紀委員に捕まってるのね。」

「あ、いっちゃん、今来たらあぶな…。」

 

 

すっぽぉっ!!

 

 

 

「い、痛いのね〜…。」

「やっぱり…!!鼻に落花生が殻ごと入るとは…只者じゃないわね、樹希彦!」

 

いつか…むしろ皆が1度はやってみたかった事だとは思うけど…

 

っていやいやいや。

 

これは指導!!

 

「風紀委員の仕事を妨害しないっ!警察だって公務執行妨害で逮捕するんだから!」

「それで鼻に落花生詰めるってのはどうなんだ?」

 

またもが茶々を入れ始めたので、とりあえず準備体勢に入る。

その時、斜め後ろ辺りから、

 

「痛いから早く鼻に入った落花生落下せい……プッ。」

「だからつまんねぇんだよ、ダビデ!!」

「右に同じっ!!」

「わー、バネさんタンマ!ってこっちからも…」

 

 

 

 

メシャッ!!!

ドゴスゥッ!!!

 

 

「…うわ、バネさんとダブルなんだね…。」

「いつもよりバネさんも高く飛んでたのね。」

 

飛び蹴りは風紀委員最大の指導方法だから。

にしても。

 

「黒羽春風…。なかなかやるわね。」

「そちらさんもな。」

「変な友情育んでんなよ、ソコ。」

 

こう、飛び蹴りを入れる角度とか、空中で膝を使っていて、当たる時の衝撃は

派手でも後遺症が残らない…。

 

「ここまでの使い手がいたとはね…。予想外だわ。」

「ダビデに俺以外であそこまで完璧なツッコミを出来るやつは初めて見たよ。」

「…おい、あいつらどうにかできるヤツはいないのか?」

「うーん…多分ダビデはバネさんを止められそうな気はするけど…。」

「すまんが、は俺も止められん。」

 

そんなこんなで飛び蹴り談義をしていたそのとき、

 

「あ、オジイが来たのね。」

「本当だ。オジイ、何してるんだい?」

「……これ。」

 

そのプルプル震える手に持ったバケツの中には、満載のアサリ。

 

「オジイ、潮干狩り行って来てたんだ?」

「凄い大量なのね。さすがなのね。」

 

 

…ここは、指導をするべきところね。

 

そう、しなければならないんだけど…

 

 

ぽっくり逝きそう…!

 

皆の考えが一致したところで……。

 

 

 

風紀委員的

 超・絶

指導ぉぉーぅ!!(やっぱり水○一郎風に)」

 

 

ぎゃああああーーーっ!!

 

 

 

 

大丈夫、天根ヒカルは強いやつだから、

…きっと多分、超絶指導くらいではめげないわ。

 

 

という訳で引き続き、

 

 

我が六角中の平和を守っていこうと思います。

 

 

 

あ、ちなみに。

 

落花生達はオジイの手によって綺麗に剥かれ、炒って食べたそうな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完!!!

 

 

 

 

 

========================================

後足掻き

何はともあれ先に、六角人の性格掴めてなくて申し訳ない…(謝)

とりあえず飛び蹴りって事で黒羽との絡みを書けた時点で月堂的には満足です。(笑)

そこまでの都会ッ子でないので指導対象が難しいのがなんですな。

良い子も悪い子も普通の子も食べ物で遊ばないようにネ☆

 2007・11・3 月堂 亜泉 捧

 

 

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送