初めてかもしれない。

人を、こんなにも想うことは。

 

 

泣いた後の君の隣

 

 

 

「はぁ…。」

 

深い溜め息が、通りかかった教室から聞こえた。

俺は気になって、教室を覗く。

 

赤く染まる背景にうつむき加減の人影。

いつも俺のそばにいて、優しく微笑む…の姿。

まるで一枚の絵画のように、幻想的な雰囲気だった。

 

声をかけてはならないような。

 

無意識に息を飲んでしまうような。

 

「…国光?」

 

俺を呼ぶ声は、頼りなく震えていて。

いつもの、明るい声は影を潜めていて。

 

「何があった。」

 

気の利いた言葉が見つからない自分が、歯痒くて腹立たしい。

 

「…っ。」

 

また、落ちる。

の綺麗な瞳から。

赤く燃える夕日に照らされて、蜂蜜色に染まる涙が。

 

。」

「ん…大丈夫。」

 

微笑もうとして、失敗して。

くしゃりとつぶれたような笑み。

 

俺は、を抱き締める。

 

いつもの俺らしくはないと思いつつも、

なぜか、そうしたくなった。

 

白い頬に伝う涙をそっと、キスで拭う。

しょっぱいはずの涙は、どこか甘かった。

 

「国光。」

「今は、このままでいろ。」

 

急に恥ずかしさが襲って、を直視することが出来ない。

でも、俺がを少し強く抱き締めると、呼応するように、が抱き締め返す。

 

「ありがとう、国光。」

 

顔をあげて微笑む

さっきの笑みとは違う、柔らかな笑み。

 

胸が高鳴る。

に聞こえてしまうくらい大きな音のように感じる。

 

「国光…。」

 

いつの間に、こんなにを好きになったのだろう。

 

でも、悪くないとも思う。

 

ただ、の側にいたい。

 

 

 

泣いた後の、の側に。

 

 

不器用だけれど、

 

 

 

 

本物の想い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM

後足掻き。

……何が書きたかったんでしょう、自分??自分で書いてて訳分からなくなりました。

えとですね…好きなように前後関係は解釈してくれて構わんです。幼馴染でも可だし、

恋人設定ももちろんOK。さんが何故泣いていたのかも、自分の経験に当てはめ

て下されば…。(言い訳くさい?)あんまりに深く突っ込むと、裏に回りそ…ゲフン!!

ま、まあ……。勘弁してください(厚さ1ミリの土下座。)手塚好きなんですけどねぇ…。

修行…しましょ…。

 2002・10・16 

 2002・11・11改  月堂 亜泉 捧

 

 

 

 

 

 

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