空虚
空虚
空が虚ろ。
自分が見上げる空は、よそよそしくて。
今まで痛いぐらいに自分を睨んでいた太陽は、
嘘みたいに沈黙する。
全身を走る熱は、
ふと時を凍らせて。
意識は、
どこか違う彼方を見つめている。
耳に入るのは、
悲鳴のような喚声ではなく。
勝ちを宣言する声ではなく。
自分の、鼓動。
早鐘を打つそれは、
どこで響くのかも分からない。
空虚な躯全体で、
わんわんと響いて。
空虚を更に広げる。
空虚を、蝕んで行く。
目標は体裁で。
何に向かっているのか、
空虚な自分は分からない。
感じるのは、
この空虚の先にある高み。
終わっても最後のないこの戦いの、
終着点にある… 高み。
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後足掻き
ハイ、自己満足ー(死)これでドリムページに載せたら殴られますね。だって名前変換
ないもん。(殴)えっと、これは誰なんだろう?最初は手塚の雰囲気だったんだけど、
最終的にはテニプリに出てくるキャラ全員に当てはまりますね。いや、意図して書いた
わけではないんですが。彼らは皆本質に流れるのはこんな事だと思うんです。空虚であり、
目指すものは勝利でもなんでもなく、ただその先にある「高み」。ただ、後から様々な人に
詰め込まれた『中身』によって、あれだけの個性や考えの違いが生まれたんだろうな、
なんて勝手に思ってます。そして、「高み」は勝利や、頂点へ行く事ではなく、もっと
別な物。と思います。あー、日本語が変ですね、ハイ、もう分かってます。
自己満足なので、文句があればBBSにでも…。
2002・12・21 月堂 亜泉 捧
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